2015-04-09
古民家の『お寺』の改装中におじゃましました。
MOMOの店内を作ってくださったシュタイナーの建築家石川恒夫氏。
昨年末、わくわくした表情で「これからお寺の改装工事が始まるのです。」と、話しをしてくれました。
シュタイナー建築 と 古民家 と お寺!
なんと魅力的な組み合わせなのでしょう。
4月のMOMOのお休みの日、
埼玉県の東松山駅の近くにある改装中のお寺を訪ねることが叶いました。
お寺の名前は『浄泉寺』です。
全てが初めての埼玉県の東松山でした。町も景色も新鮮です。
道が細くなり坂を登り少し不安になったらありました『浄泉寺』。
町が見渡せる気持ちのよい高台です。
どっしりと、古民家が建っていました。
『浄泉寺』改装中。
この古民家が、お寺『浄泉寺』に生まれ変わり中です。
突然、訪れた私たちを
「momoさんですか、聞いていますよ。どうぞ、どうぞ。」と
やさしく、迎えてくれた浄泉寺のご住職の福井さん。
古民家をお寺に改装中の様子をみせてくれました。
中に入ると。。
石川先生の建築が生まれ始めていました。
美しい曲線が上がり口に。
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寺に入る上がり口の形状は、何かを意味するのでしょうか。
いや、形から何か意味が始まるのかもしれません。
出来上がりが楽しみです。
古民家の古くて太い柱。
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魅力的な建具。
石川先生の建築中には、”いつも”の自然塗料の缶
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外の玄関の軒から見える柱の太いこと!
そして、木のカーブにものすごいパワーを感じます。
昔の人が建てた家。生きる勢が残っていると感じました。
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雨が、軒からきらきら静かに降り落ちています。
100年前も、変わらない同じ光景なのでしょうね。。
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浄泉寺の改修工事は、初夏までつづくそうです。
完成が楽しみです。
浄泉寺のご住職の福井さんと
お寺の改装のこと、ご家族のこと、新しく生まれるお寺のこと、
私たちが思うお寺のこと、時間のこと。お話することができました。
福井住職さんは、
地域の(日本の)こどもたちとのあそびや楽しみの時間を古民家のお寺で共有したいとお話してくれました。
子育ての時間の方々の集まり、音楽を好きな方々の集まり、ヨガを好きな方々の集まり、
質問や不安を考える集まり。を、実行又は計画中とのことです。
福井住職さんは、
人が生きていく中で、自分と向き合う時間のための空間を私たちに用意してくれるのです。
亡くなってから始まるお寺との関係ではなくて、
福井住職さんは、生まれた時から始まる(お寺との)生きた関係を
人の一生の中につくろうと考えてくれる方と感じ、感動しました。
古民家とシュタイナー建築に驚いて訪ねた『浄泉寺』
一番驚かされたのは、住職さんの福井さんの存在に、でした。
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埼玉県の東松山、雨の桜もまた、いいものです。
古民家のお寺『浄泉寺』が誕生する頃は、夏空なのでしょうね。
建物も、イベントも楽しみです。
『浄泉寺』ご住職の福井さんありがとうございました。また、おじゃまします。
文: もぎしづこ ( 個人的な想いで書いていますので間違いなどございましたらお許しください。)
写真:もぎしづこ / 茂木節夫
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