《2025年5月》新島学園短期大学 渡邊ゼミ授業「発想の始まりと積木表現」 by MOMO店長
新島短期大学の渡邊ゼミで3回目の積木体験授業の依頼をいただきました。5月13日、五月晴れの中、学校に行ってきました。その時間の様子と感想をブログにします。
なんにもないところに世界をつくる
なんにもないカーペットの上。「小人さんに世界を作ってあげましょう。」と店長。「え〜急!何を作ろう。」学生さんのそんな戸惑う心の声が聞こえます。ゼミ生5名ほぼ積木遊び初めてだそうです。

つくリ始める迄、時間が必要で大切です。積木の特徴は伝えました。作り方は教えません。かたちとこども(ゼミ生)のお話しを決めては邪魔になります。こども(ゼミ生)それぞれがかたちと向き合いシナリオをつくる時間が大切ですから。
どんな世界が生まれるかな

お城を作り始めました。

ジェットコースター、お花畑、牧場。


「なんにもない」からみんなでカタチで世界を作りました。


カタチとお話しして、素敵な世界を作りました。

小人さん、素敵な世界を作ってもらいましたね。よかったね。
作った世界のおはなし動画
学生さんに伝えました。(by 印刷)
本日はありがとうございました。時代が進化しデジタルになっても、子どもの想像力、思考力、感覚の発育はアナログです。舐める(0才)、置く(1才)、並べる(2才)、積む。乳幼児が安全に自分で、目で手で口で楽しめる子どものためのおもちゃが感覚的な成長に必要です。その中で積木は自然界にない直線で作られ、数学的な感覚の芽生えとなります。置くだけ、並べるだけ、積むだけでなんでも作れる積木をぜひ子どもの遊びの時間に活用してください。
今日の授業でみなさんが積木遊びの面白さを知り、子どもの積木遊びの時間のお役に立てたら光栄です。
皆様の学校での様々な学びが未来に輝きますように。
MOMO 店長 茂木しづ子
<使用積木>
デュシマ社(ドイツ):フレーベル積木/ ウールレンガ積木/Luxyブロックカラー/Luxyブロッククリア/街積木/ステッキおはな畑
ネフ社(スイス):アーチレインボー/キーナーモザイク/ネフスピール
《デュシマ社について》 1925年創立の玩具メーカー フレーベル思想と理論を取り入れた玩具作りをしている
ありがとうございました。
保育を学ぶ学生さんと私に、積木の体験をさせてくださる渡邊先生に心から感謝いたします。授業の機会をありがとうございました。
思うこと
本当のところ毎回、学生さんたちが積木でつくるのかどうか、ドキドキで教室に向かいます。今回も私も楽しかった!と教室から出ることができました。また、今回は同じ授業3回目でした。この積み重ねが、私にとって貴重な積木の学び体験になりました。こらからも皆さんにMOMOで「つみきのおうち」で、依頼があればMOMOを飛び出して、積木を体験してもらいたいと思います。
momo 店長 茂木しづ子