2014-04-15
雑誌『momo』ということ。~『相棒と出会える店』空間とのハーモニー~
雑誌『momo』MOMOで好評販売中です。
『momo』に掲載していただいて、
半年が経ちました。
思ったこと。気づいたこと。想い。を(ちょっとだけ)ブログにしてみます。
![掲載momo&ワガママ妊婦 1.jpg](/wp-content/uploads/old-blog/%E6%8E%B2%E8%BC%89momo%EF%BC%86%E3%83%AF%E3%82%AC%E3%83%9E%E3%83%9E%E5%A6%8A%E5%A9%A6%201.jpg)
雑誌『momo』vol.4 相棒アイテム特集号には『相棒と出会える店』が27件!
その中の1つのお店におもちゃ屋MOMOを取材、掲載していただきました。
ほんとうに、ありがたいことです。
![掲載momo&ワガママ妊婦 2.jpg](/wp-content/uploads/old-blog/%E6%8E%B2%E8%BC%89momo%EF%BC%86%E3%83%AF%E3%82%AC%E3%83%9E%E3%83%9E%E5%A6%8A%E5%A9%A6%202.jpg)
MOMOにご来店の方には、いつものふつうの風景。。
こんなふうに、本にはいると。。
素敵ですね。
うれしいですね。
ありがたいです。
この店内写真のアングル。
私たちにこどもの視線を気づかせてくれます。
こどもの、視線。。
1才。2才。3才。のこどもが
どんな感じで店に入ってくるんでしょう。
どんな、感じで店、おもちゃを見ているのでしょうと気づかせてくれます。
雑誌『momo』のこと、
日々の小さなおきゃくさま、大人のお客様のこと。。
お店ということ。
今、感じていること、思っていること、
きっと、いつか、忘れてしまうかもしれないし、
思いが変わってしまうかもしれないし。
今、ブログにしてみます。
『momo』からおもい始めた想いのひとつ。。
『 店 』ということです。
現代は、
買いたいものを、パソコンで調べて、パソコンで「ポチッ!」とすれば、
次の日、家に届く時代です。
おもちゃ屋に行くには時間もかかるし、こどもが走り回っちゃうし、
行くのはたいへん!行かないでパソコンで買おぅ〜。(私も)そういう時代です。
しかし、この時代に、店の紹介!(うれしいです)
この時代だからこそ、
『momo』編集長の山下有子さんは、『店』を特集したのではないでしょうか。
こどものモノで。
大きなお店は楽です。
イオンなどの、大型店はこどもも大人も気楽ですね。
しかし、小さなお店は、店と自分とのコントロールが必要です。
どのような、感じで、この店の中に自分がいるのがいいとか。考えて。。
品物をを丁寧に見るとか、触るとか。動かすとか。
いつもの人に、説明を聞くとか。
買うとか、今日は買わないとか。
大型店とちがう自分で店にいるのではないでしょうか。
めんどうなことです。たいへんなことです。
(私はそれが特別で楽しいです。好きです。)
そして、おもちゃ屋は、こどもと一緒。
店・自分そして、こどもです。
1才半くらいから2才の子。
行動のコントロールは、まだ、できない時代。
集中力がない。落とすのが仕事。出すのが仕事の時代です。
一番おもちゃが必要な時、
お父さんお母さんも、おもちゃを考えたい時、見たい時です。
だから、買う人と売っている人がガンバル意味は大きいと思うのです。
いま、この子に何を買ってあげるかを、考えることが。
こどもが、足下で散らかしてしまうけれど。
みんな、同じ悩みです。
だけれど、子どもと一緒にお店に行きましょう。
この子にはどんなものが必要かな?
私はどれを買ってあげたいかな?
見て、触って、私はどれであそびたいかな?(大人があそびたいものを買うの賛成です)
と、感じて、体験して、モノを買いましょう。
実店舗で触って、試して、お買いものするのが一番。と。『momo』店紹介のタイトル下にあります。
近くの、木のおもちゃ屋さんに行ってみましょう。
集中して、選ぶときは最近MOMOでも、
ご夫婦でとか、お母さんひとりで、お父さんひとりで
おもちゃを選びにいらっしゃる方も多いのですよ。
スイスのおもちゃ屋さんパストリーニでも、
大人が真剣にこどものおもちゃを選んでいたことを思い出します。素敵な光景でした。
![スイスのおもちゃ屋さんパストリーニ.jpg](/wp-content/uploads/old-blog/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%82%82%E3%81%A1%E3%82%83%E5%B1%8B%E3%81%95%E3%82%93%E3%83%91%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8B.jpg)
2004年10月スイスのおもちゃ屋パストリーニを撮影
<空間の体験ということ。>
小さな体で、
木のドアの木のノブを持ち、
重いドアを開ける。
アーチを通って
おもちゃ屋に入る。
いつもと、ちょっとちがう雰囲気。
ちょっとちがう香り。メロディー。。
こどもはおもちゃ屋という空間の体験をしています。
金物屋には、金物屋の体験ができます。
手芸屋さんは手芸屋さんの、さかなやさんは魚屋さんの、
八百屋さんは八百屋さんの、モノが作りだす空間の体験です。
コントロールが難しい年齢や性格のこどもも、
周りの私たちおとながサポートしてはいかがでしょう。
こどもは、年齢とともに、変化します。かわります。でもそれには時間がかかります。
空間とのハーモニーを学ぶというのかな。。
MOMOの店内に、張り紙が貼ってあります。
![雑誌momoということ 2 2.jpg](/wp-content/uploads/old-blog/%E9%9B%91%E8%AA%8Cmomo%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8%20%20%202%202.jpg)
アップにしてみましょう。
![雑誌momoということ 2 1.jpg](/wp-content/uploads/old-blog/%E9%9B%91%E8%AA%8Cmomo%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8%20%20%202%201.jpg)
3才、4才,5才のこどもにお願いです。
0、1、2才は、大人の方へのお願いです。
お客様とのお話しで、このような貼り紙をつくってみました。
できなくてもいいのです。こういうお話しと出会い知っていく機会です。
お店の空間は
お店とお店の人とおもちゃと
そこに来た小さな、大きな、お客様がつくりだします。
小さなお客様は
みんな、みんな、わかりません。
それは、大人が教えてあげるのが仕事です。
1才代は大変です。
2才くらいまでたいへんですがあきらめず大人がサポートします。
3才、4才になると
つまらないくらいきちんとお店の中でうまく楽しむ様になります。
『相棒と出会える店』は、相棒を見つけるだけではなくて、
そんな、目に見えない、他のこととも、出会えるのではないでしょうか。
今日も、赤ちゃんだった、こどもたちが
MOMOに訪れてくれています。
![momo店内で遊ぶ様子21.jpg](/wp-content/uploads/old-blog/momo%E5%BA%97%E5%86%85%E3%81%A7%E9%81%8A%E3%81%B6%E6%A7%98%E5%AD%90%EF%BC%921.jpg)
↑こちらのphotoは by お母さん
赤ちゃんだったと思ったら、パズルをするようになっています♪
おねえさんはなにをしているのかな?って。よーく見ています。
![momo店内で遊ぶ様子2.jpg](/wp-content/uploads/old-blog/momo%E5%BA%97%E5%86%85%E3%81%A7%E9%81%8A%E3%81%B6%E6%A7%98%E5%AD%902.jpg)
二人は初めて出合った二人。
おねえさんは、小さな大工さん(小さな釘で遊ぶおもちゃ)で遊んでいます。
二人はお友達。
ブルーナドミノやバルーンズを初めて遊んだときから
もう、2年?3年?
二人でいい感じで、ゆっくりゲームを楽しんでいます。
![DSC_6958 お姫様を助ける.jpg](/wp-content/uploads/old-blog/DSC_6958%E3%80%80%E3%81%8A%E5%A7%AB%E6%A7%98%E3%82%92%E5%8A%A9%E3%81%91%E3%82%8B.jpg)
「あそんだあとは、おかたづけ」をきちんとできる,おねえさんになりました。
こどもとの時間
急がず、こどもの時間の波長を知って、待っていてあげましょう。
ひとりひとりのたいせつな人生のはじまりです。
時間はかかっても、大人がくり返し、教えてあげましょう。
『店』は、空間とのハーモニーを
こどもたちが学ぶ場所のひとつなんだなっと、思うこのごろです。
『momo』に、掲載されてるお店に私も行こうっと。
みなさんも、お家の近くにあるおもちゃ屋さんを探して訪れてみませんか?
雑誌『momo』さんに感謝いたします。
もうすぐつぎの号が出版されると思います。おたのしみにしてください。
お店という空間の体験。
神様がつくった自然という、大きかったり、ミクロだったりの空間の体験。
こどもと一緒に大人もまた楽しみましょう。
文・写真 MOMOもぎしづこ
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