《2025/06/19》育英短期大学の小屋先生のゼミ「おもちゃの授業」at MOMOエルデ
小屋先生のゼミの「おもちゃの授業」がMOMOの建物「エルデ」で行われました。お話の担当はMOMO店長です。
エルデは小さな遊びの複合施設です。1階はゆっくりおもちゃで遊ぶ有料プレイスペース。2階は木製玩具専門店創業28年のMOMOセレクト玩具が並ぶおもちゃ店です。自然素材で作られたこどもの発達と安全性をメーカーが作った玩具と使うこどもを結ぶ場所です。
28年同じものを販売する中、お母さんお父さんや、今では大人になった(親にもなった)こどもたちの「これよかったです。」「懐かしいなぁ〜。」のおもちゃが並んでいる店内です。
この2階の店内見学と1階の遊びの体験の授業のブログです。
※このブログで使用している画像は動画以外ほとんどが小屋先生からの提供画像です。
2階TOYSHOP
こんなおもちゃの動きから2階の説明をスタートしました。
「わ〜」と学生さんたちが喜びました。おもちゃは、年齢を超えて人を喜ばせます。誰かを喜ばせるために人が作っています。
おもちゃと対象年齢
店内配置は約年齢順
おもちゃの動きを見て探究心旺盛なこどもたちは「どうして?」と関心を持ちます。おもちゃの動きはこどもの「心」と「手」を動かすのです。対象年齢はありませんと言いたいのですが、おもちゃでこどもが怪我をしないように、おもちゃが壊れないように。たっぷり遊んでこどもとおもちゃの最終目標が長い時間を床って叶うように対象年齢があります。
こども行動は月齢、年齢によってちがいます。おもちゃの強度、重量、パーツの大きさ量などと、こどもの自発的な行動に合ったおもちゃを与えることが大切です。初めてのご両親にも目の前のお子さんに合ったおもちゃと出会っていただきたいと思い玩具を年齢毎に配置してあります。

皆さんにお店のおもちゃを見学してもらいました。
1階プレイスペース「つみきのおうち」
だれでもこどもと積木やおもちゃ、ボードゲームで遊びたくなった時に利用してもらうプレイスペース「つみきのおうち」です。1Fは居心地やゆっくりこどもと過ごす時間を作っています。スペースの説明をしました。
こどもが遊ぶ時間について、こどもの心理で空間と時間を工夫していることを学生さんに伝えました。

みんなで遊びやすいボードゲームを体験
集団(保育園・幼稚園・学童)で遊びやすいゲームを紹介しました。
ステッキお花畑


妖精さがしゲーム
色の組み合わせ・判断力・スピードを使います。

にわとりの追いかけっこ
記憶のゲーム 進むためには同じ柄を引かなければなりません。

ありがとうございました。
学生さんから感想をいただきました。一部を紹介させていただきます。2年生の学生さんが既に保育者なのに驚きました。

学生さんの感想
・子どもが遊ぶ様子をよく観察すること、時間やルールを守ることの大切さも学ぶことができた。就職先で生かしていきたい。
・子どもも保護者も一緒に楽しめて、環境も家とは違うので子どもだけでなく、保護者も気分転換ができる。家事などを気にせずに、子どもと遊ぶことに集中できる。「ちょっと待って」を言わなくてすみそう。
・子どもたちが出逢っていない、面白くて楽しい玩具が山程あるので、保育者として伝えていきたい。
・店内が落ち着いているだけでなく、大通りに面しているのに外の音が気にならず、おもちゃを見ている時とても静かだった。
・長く愛される玩具の貴重さ、大人が子どものために真剣に考えて作った、昔の人の知恵が詰まった玩具があるということを知り、体験する大切さを学んだ。そのような場があるということを広めたり、自らが提供できるようになったりすることが大切だと考えた。
・いろいろなおもちゃに出会える場所。遊べる空間とお店、両方あることがとてもいい。
・積み木などの値段は高くても園でずっと使えて、たくさんの子どもたちが遊べることを考えると高くはないかもしれないと思った。いいおもちゃを保育の中に用意していきたい。
ありがとうございました。
皆さん本当にありがとうございました。感想を読んで、皆さんがおもちゃのことも空間の感想もここでの授業を皆さんが何倍にも感じていただきとても嬉しいです。これからも続け皆さんの役に立てたらと思います。
小屋先生は街の中のたくさんの方と学生さんを結んでいます。きっと学生さんのこれからお仕事と人生に育英時代の保育の学びがずっと続くのだと思います。エルデでの授業をありがとうございました。
momo 店長
