2013-12-26
いのちゃんとサンタクロースのおはなし。


イノシシのこどものいのちゃんは、ぬいぐるみです。
3年くらい前のことかな?
サンタクロースが、おとこの子にクリスマスの日に届けてくれたのです。
大切にしていたのに。。。たいへんなことになりました。


いのちゃんちゃんのお鼻が!



おとこの子のお母さんが、良いことを思いつきました。
MOMOさんに相談してみよう!っと。
そして、お鼻をけがした、いのちゃんがMOMOに来たというわけです。
でも、MOMOさんもこまりました。
「上手にけがを治せるかしら?」
そうだ!
いのちゃんを作った人にお願いしましょう。
いのちゃんを作った人、生まれ故郷は、ドイツです。
ドイツのケーセンという会社で手作りされたぬいぐるみなのです。
たのんでみましょう!


「だいじょうぶですよ。すぐに、東京に来てください。
飛行機に乗って、ドイツへ行きましょう。」

ドイツのケーセン社に詳しいおもちゃ屋さんのニキティキさんが言いました。
「いのちゃん、他の動物さんと一緒に、ドイツに行きましょう。」


いのちゃんは、おとこの子と、お母さんと離れて、
ひとりで、がんばって、ドイツに行くことにしました。



東京に行って、
それから、いのちゃんは、ドイツ行きの飛行機に乗りました。

いのちゃん、立派だね!
ひとりで遠い、遠い、ドイツの国!
いってらっしゃーい!


ひとつき、ふたつき日が経って。。
いつの間にかに、クリスマス!
お母さんが、MOMOにやってきました。
サンタクロースさんが、北欧からのソリの荷物に、
ドイツのケーセン社でちょうど帰りを待っていたいのちゃんを贈り物の袋に入れて連れて来てくれたそう。。
サンタクロースさんはいのちゃんのことを覚えていたのですね。
そうして、いのちゃんは、日本に、おとこの子のもとに帰ってきたのでした。
「MOMOさん見てください」って、お母さんが。



サンタさんが巻いてくれたのでしょうか。リボンを巻かれたいのちゃん。
おかえりなさい!



いのちゃんよかったね。
お鼻が、きれいに治っていますね。


お母さんに頭をなでなでされて、いのちゃんとっても喜んでいます。



いのちゃんは、とっても、うれしそうに
おかあさんの胸に抱かれて、おとこの子の待つおうちへ帰っていきました。

いのちゃんは、しあわせです。
いのちゃんの、顔を見るとわかります。
いのちゃんよかったね。
帰りは飛行機じゃなくて、
サンタクロースのソリで日本に帰るなんて最高ですね、いのちゃん!
お母さん、素敵なお話しを分けていただいてありがとうございました。
MOMO2013年クリスマスのおはなしでした。
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