2019-04-01

2019年5月1日 有限会社モギからtricicaへ

5/1(月)社名変更のお知らせ

2019年5月1日(月)、私たちTOYS&GIFT MOMOの運営会社・有限会社モギは有限会社tricicaへ社名変更し、玩具の販売に加え、子どもから大人向けのイベントや教室の開催などを通してひとりひとりの学びの機会を支援する社会教育事業を目的とする民間教育事業者としての側面を強めていきます。

という、短くまとめるとすごいことを始めようとしているように見えてしまいますが、これまでよりも私たちらしく続けていくために、会社の目的を整理整頓をしました、という話しです。

モギからtricicaへ:社名変更の経緯

↑現実的に必要な内容はここまで終わります。有限会社モギってなに?tricicaってどういうこと?なにをするの?と気になる方はぜひ続きもお読み下さい。↓

そもそも「有限会社モギ」とは。

1996年、「心をそだてるおもちゃMOMO」が群馬県高崎市にオープンしました。

旧店舗外観

MOMOという店を運営するために設立された会社が「有限会社モギ」です。

有限会社モギのメンバーはMOMOとほとんどイコールです。他の事業をしているわけではありません。
MOMOという物を販売することを目的とした事業を行う会社として1996年に、現・MOMOオーナー茂木節夫と店長茂木しづ子により設立されました。

わざわざ有限会社モギの説明をここでさせてもらっているように、MOMOの影に隠れて有限会社モギという会社の存在はほとんどあってないようなものになっていました。

が!2018年1月、有限会社モギ創業者2人の娘であり、2011年よりMOMOで仕事を始めた茂木成美が、MOMOのプロデューサーになること、ロゴをリニューアルすることに合わせ、こんなことを言い始めました。

「モギで有限は嫌だ」

それは、モギという3人の家族のことでもあり、1996年の設立当初のMOMOの事業目的からいまの私たちの想いやサイズがはみ出してきている、という事でもありました(振り返って思えば)。

20年、変わったこと・変わらなかったこと。

1996年、有限会社モギは物を販売することを目的とした事業を行う会社として始まりました。

スイス・アルビスブラン社の積み木

それは、MOMO店長が「子どもたちのためのよい空間を作りたい」そのためには、「よい空間を作るための物を販売する店がこの街にも必要だ」という想いからでした。

MOMOのままごとコーナーで(※現在は積木コーナー)

1996年から20年以上の年月、最初は物を販売する店だったMOMOですが、次第に、イベントの企画や教室の開催、子どものための教室だけでなく、大人のための教室や講座を開催するようにもなりました。

としくらえみさん ぬらし絵と手仕事教室(2017年)
2013年9月15日(日)としくらえみ講演会@高崎市総合福祉センター

気づけばおもちゃだけでなく、お菓子屋やコーヒー屋さんなど、様々な業種の人たちとも一緒に何かするようにもなっていました。

お菓子屋So-yaさんの出店
AYACOFFEEさん

これまでのイベントいろいろ

「おもちゃ屋が、なんでそんなことを?」と思われてきたと思います。

確かに、物を販売する店、からは変わって行きました。

ですが、想いは変わっていません。

「子どもたちのためのよい空間を作りたい」

まずは物から、すると、人につながって行きました。体験につながり、知識にもつながっていきました。

何より、美しいとか強いとか「よい空間」を生みだすための優れたものであることは、モノもコトも、子どもも大人も関係なく、様々なつながりを生み出していくものでした。

バウビオロギー建築の設計士/石川恒夫先生設計のスペース「エルデ」

私たちのこれまでに名前を与えることにしました。

そういうわけで、今の私たちに、1996年から2018年、これまでの私たちの活動に名前をつけました。

新しいことを始める訳ではありません。これまでの23年に名前をつける。

そして、これまでの23年、1日1日続けてきたように、これからも、これまで通り続けていく。

そのために新しい名前をつけました。

tricicaです。

5月1日(月)から私たちの会社名は「有限会社tricica」になります。

“tricica”に込めた想い

tricica=「さっと引っ張り上げる」を語源に持つ英単語triceと、鳥と鹿を組み合わせた造語

一応読み方は「トリシカ」ですが、観音が輸出されてCannon(キャノン)読みになったように、「トリチカ」と読んで下さる方がいても嬉しいな、と思っています。

私たちが届けたいものは広い言葉で言うと「文化」だと思います。デザイン、アート、音楽、(学校の勉強とはまた異なる)様々な教育活動、世界の教育。

どうして、価値を簡単にお金に換算したり、効果が目に見えないけれど大切な文化というものを届けることが必要かな、と思う理由は、「いざと言うとき、さっと心の内側から手を伸ばして引っ張りあげてくれるもの」だと思うからです。

尾崎豊の『僕が僕であるために』の歌詞にこんなフレーズがあります。

“こんなに君を好きだけど 明日さえ教えてやれないから”

尾崎豊『僕が僕であるために』

大切な人に、大好きな人に、自分のために、手取り足とり全てをしてあげたり、ずっと一緒にいてあげたりすることはできないし、未来を予測することも、変えてあげることも出来ないし、もちろんそれらは良いことではないし、じゃあ何が出来るだろう?

何かを作れたという達成感、楽しかった・美味しかったという感動の気持ち、美しいと思うこと、感覚を心の中に残していくことなら出来るかな、と思います。そして、その瞬間の感覚を作ることが出来るのが「文化」だと思います。

この想いは、1996年に生まれた会社と店の目標のスケールが大きくなっただけで、軸はブレていないことだと感じています。

心の内側でやがて芽を出すような感情の「種」を、鳥のように広い視野で探して、鹿のように大地の上で手渡すこと。

そんな想いを込めて、5月1日から、有限会社tricicaになります。

↑この写真を撮ったのはNikon

ロゴ、4月下旬発表です。

と、いうここまでの話しが、まだ全然まとまっていない1年前、MOMOのロゴをお願いしたALL RIGHT GRPHICSさんに、tricicaのロゴを作って下さいとお願いをしていました。

デザイナー・髙田唯さんに想いを伝えて伝えて、私たちの気持ちも定まり、そして唯さんにこの世界に生み出してもらった形は、ずっと自分たちの内側にあったかのようにしっくりくる形でした。

ALL RIGHT GRAPHICS 髙田唯さん/北條舞さんとの打ち合わせ

ロゴとWebサイトは4月下旬公開予定です。

繰り返しになりますが、新しいことを始める訳ではありません。これまでの20年間に名前をつけました。これからもこれまで通り1日1日、これまで以上に私たちらしく、よい物,よい事,素敵な人たちを、私たち自らも日々学びながら、ご紹介していけたらと思います。

tricicaのWebサイトはこの文章を書いている人が頑張ってこれから作るので期待しないでいただきたいですが、tricicaロゴは、ぜひお楽しみに!

(MOMOのリニューアルも現在最終段階、6月完了の目処が立ってきました!)

これからも有限会社モギ(有限会社tricica)を、私たちをどうぞよろしくお願い致します。


有限会社モギ(tricica) ※5/1〜

代表取締役 茂木節夫

取締役/TOYS&GIFT MOMO店長 茂木しづ子

取締役/社会教育ディレクター 茂木成美


文:茂木成美


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