2016-04-08

すくすく育つ。MOMO倉庫・事務所誕生!⑫『エルデ』の中へ

MOMO倉庫&事務所『エルデ』が建ちました。

どうぞ、どうぞ。

ドアを開けて、中へどうぞ。

小さな汚れた基礎くんが、『エルデ』という建物になったお話しです。
このトラック1台分ないくらいの大きさの、
この基礎が、どんな『中』にどんな『空間』になったのでしょう。
どうぞ、どうぞ、MOMO倉庫&事務所『エルデ』の中へどうぞ。
reddot10p.jpg 長い塀
『基礎くん』は、不思議な長い塀とともに建物なりました。
この横に長い建物の右から3分の1辺り迄だけが、屋根のある建物の空間です。
この、長い塀はいったいどういうこと?でしょう。
ここは、高崎でも交通量の激しい大通りの交差点。
深夜でも、車が絶えることなく往来している、落ち着かない場所です。
そんな場所に、建てる建物に、シュタイナー建築家石川恒夫先生が思いついた秘策!
それは、建物の長さよりも『長い塀』を作ることでした。
土地の端、建物からいちばん離れた場所の塀の端に、エルデ に入る『ゲート』があります。
では、『ゲート』をくぐりましょう。
すると。そこは。
ぽっかり。ひとつの世界。
塀を作っている木の格子の隙間、格子の厚み、格子の色が、
圧迫感なく、歩道や道路からの視線や動きを遮断してくれます。
エルデの中の居心地を作っているのは、この『長い塀』なのです。
※この土の場所にはこれから「庭」をつくる予定です。
reddot10p.jpg エルデの中へ
黄色のテラスをあがって、ドアがあります。
事務所っぽいドアです。そういえば。事務所ですから。
どうぞ、どうぞ。
中へどうぞ。
ドアを開けて入ると、そこは吹き抜け。
つき当たりのドアは、交差点側の『エルデ』の出入り口です。
reddot10p.jpg 居心地の良さの構造デザイン
右の壁に4つの窓。外は道路です。
歩道を歩くと視線が合わない、いい高さです。
景色を建物に入れる構造(窓・壁を開けた部分)が建物全体のデザインになっています。
この構造デザインのつながりが、
本当は狭い空間を精神的に広く長く感じさせてくれているように思います。
reddot10p.jpg シンク付きの大きなカウンターで
入って左側に、大きなテーブルのようなカウンターがあります。
この、カウンターに、穴を開けてシンクと水栓を付けました。
ここで、お昼の休憩をしたり、お茶を飲んだり。
忙しい時はおもちゃの発送の準備をしたり。
「この空間で。」「このテーブルで。」と、計画したりを発想してしまいます。
不思議なことに、私だけでなく、来た方、皆さん想像してくれます。
「ここで、◯◯したいな〜」って。
そんな、不思議な空間が1階にできました。
reddot10p.jpg カウンター説明
このカウンターには、水栓が付いています。
板を外すと、シンクが現れます。
キッチンの水栓は、小さなめの水栓を選びました。
ドイツ製グローエの水栓です。本格的なキッチンではないので、スペースにぴったりです。
お湯も出ます。
シンクの下に、お湯の電気システムがあります。
固定費がかからず、名案です。(事務所ですから)
この、大きなテーブルで、コーヒーを淹れたり、コップを洗ったり。
キッチンに立つと、なんだか落ち着きます。
なぜって?! あの『塀』のおかげなんです。塀が居心地を作ってくれます。
『塀』は行き交う車や、人を感じさせません。
あの、たくさんの車の存在を感じません。
そして、塀の青い色や緑の色は、
空や海の青、山や植物の緑を見ているような感じです。
穏やかな気持ちで眺めています。
これは、自然塗料を、一本一本手で塗っている、薄いところ濃いところがあるからと感じています。
reddot10p.jpg 基礎くんブラボー!どうぞ2階へ
エルデのこの1階の空間、妙に落ち着きます
それは、天上が低いためかもしれません。
通常は広々した高いのがいいですが、逆に低いのもとってもいいです。
天上の低さが居心地の良さを作ります。
階段は石川先生が、赤色に塗りました。
では、赤い階段を上がり2階へどうぞ。
この『手すり』は、
石川先生が、既製品の手すりを付ける日に、「ぼくが作りましょう」と作って取り付けてくれたものです。
とても、あたたかい感じのぬくもりのある『手すり』なんです。
2階へ、どうぞ。
ここが、2階です。MOMOの倉庫です。
床は、張っていません。
塗る予定ではなかった2階の壁は、社長が主に塗りました。
あの、基礎くんから
こんなに、たくさんの空間が生まれるなんて!
基礎くんブラボー!だね。
居心地よく。楽しい空間なんです。
吹き抜けには、1階2階の空気の動きをつくる ファンを付けてもらいました。
暖房、冷房、空間の空気を動かせます。
外の格子が、景色が見えるような見えないような。
外は森ではないので、ちょうど良い外の景色の見え方、光の入り方です。
吹き抜けの窓の開け閉めのために用意された、『キャットウォーク』
覗くと、1階の入り口が見えます。
もっと、キャットウォークをもう少し歩いて行きましょう。
1階が眺められます。
ドアの向こうの黄色いテラスも、かわいい。
梁にブランコでも、付けようかな〜♪
2階はあの基礎くんが、こんなにたくさんの空間になった喜びと楽しみの空間です。
reddot10p.jpg ありがとうございました。
トラック1台分あるかないかくらいの、小さな基礎くん。
上に下に。
出来るだけ費用がかからないように慎ましい製品や素材を使い
設計と大工さんのこころと技術で工夫された
居心地のいい空間となりました。
『エルデ』という名前もついて、今は、いろいろと物も入りはじめています。
1年くらい経って落ち着いたら『エルデ』で
ひとりひとりが輝くための、
ひとりひとりのよろこびの種となるようなことを、時々できたらと考えています。
『基礎くん』だったころからブログを見てくださっていた皆様ありがとうございました。
建物なんかをブログして私は変でしたよね。
この写真は、2016.2 頃
 
reddot10p.jpg こどものあそびから学習へそして仕事へ
 
人の想像力とはすごいと思うこの頃です。
建築は想像を立体に、現実の大きな建物に。
それは、人の一生よりも長く地球に存在する。
医学、化学、薬学、製品、芸術、文学・・
どの分野も学問も、それぞれ人の想像力から追求され人類が生きることにとっていいことが生まれている。
こどもの想像力を育むことは地球の未来が輝くことなんだなっと、全てが繋がります。
倉庫&事務所なんかに、シュタイナーの建築家石川恒夫先生に設計をお願いして
少し変なことかなと思いましたが、よかったです。
いろいろなことがわかりました。
石川先生の設計の建物から可能性をたくさんもらった感じです。
建物っていいな。建築家、建物を造るって素晴らしいお仕事です。
今日もエルデで、お茶を飲みました。
ほっと一息いい時間です。
2016.4.2 AYACOFFEEさんの豆でコーヒーを淹れています。
また、本当の中へお誘いする機会をつくれたらと思いいます。
 
reddot10p.jpg 最後にいま」のエルデ
 
現在エルデの花壇・庭づくり中です。
2106.4.3 MOMOの社長花壇作りに奮闘中
 
 
お願い:この文章は私が、思いのままに書いたものです。感覚的用語ですので間違っている用語表現がありましたら、どうぞお許しください。そっと教えてください。
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reddot10p.jpgのサムネイル画像MOMO倉庫・事務所
設計:石川恒夫氏(ビオ・ハウス・ジャパン) 施工:思高建設 2015年11月〜
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写真・文:もぎしづこ

 


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