2014-08-29

【展示解説その2・D〜G】MOMO夏のミュージアム『ミュラー展』

stardot.jpg『ミュラー展』展示解説その2

 
『ミュラー展』も残すところあと2日になりました。

展示解説その1に続いて、店内の展示配置の解説をしたいと思います。

 
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ブログだけでも観た気持ちになってもらえたら嬉しいですが、ぜひ実物も見てもらえたらと思います。
お待ちしています!
 

 

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☆8/30(土)molecoffeeさんの『夜カフェ』オープン。

sankaku.jpgくわしくはこちら ※中止になりました。

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stardot.jpgD〜Gそれぞれの展示エリア紹介です。
 
展示解説その1ではA〜C’まで4つのエリアをご紹介しました。
muller_map2014.jpg
その2ではD〜Gのエリアと☆のテーブル、最後までご紹介します。
ザイフェンやエルツ山地の人々にとっての憧れの大都会、ドレスデンの街からはじまります。

reddot10p.jpgドレスデンの街 

 

第二次世界大戦中の空爆で崩壊したドレスデンの聖母教会。

13年の月日をかけ2005年に再建されたことの記念に作られたのが、

今回の展示で最も大きく、価格も最も高い…大きな大きな「ドレスデンの街」のアーチです。

D_dresdene01.jpg

建物の中がイルミネーションされたアーチは、ミュラー社の4代目の社長リンゴ氏が世界ではじめて開発したもの!

イルミネーションアーチをつくっているのはミュラー社だけなんですよ。

 

reddot10p.jpgサンタクロース

クリスマスといえば「サンタクロース」!

大きな大きなアーチの後ろ、こじんまりとしたスペースにはぎっしりとサンタクロースを主役にしたモチーフを集めました。

muller_sanata.jpg

クリスマスでも生誕はよくわからないなあと、いう方は多いと思います。

サンタクロースのアーチは一番細工が細かく、今回展示しているアーチの中でいちばんかわいらしいアーチです。

そのほかに、お手軽価格のサンタクロースのキャンドルスタンドや、

ぷっくり丸いおなかがかわいいサンタさんの煙出し人形もいますよ。

reddot10p.jpgA TRIP AROUND THE WORLD

さて、展示も最後に近づいてきました。

中央のテーブルから離れたFのエリアはそのタイトル通り、世界の人々を集めたエリアです。

こちらの煙出し人形の鼓笛隊はなんとアメリカの方々!

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その他にも、ザイフェンの人々にとっての外の世界の人々、バイエルン州のオクトバーフェストに参加する人やスイスとの国境の街”シュバルツヴァルト”のウエイトレス達など、ザイフェンの人々が作った異国の人々の姿を描いた煙出し人形を集めました。

reddot10p.jpgG その他の工房

さて、「おもちゃの村」ザイフェンや、その周辺エルツ地方には、ミュラー以外にもたくさんの工房があります。

その中の工房のいくつかをご紹介します。

■ヴェルナー工房(ザイフェン)

こちらのサングラスが似合うトナカイさん。ザイフェンの工房ヴェルナーのトナカイです。

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「ヴェルナー」は小さな動物や、細かい細工のおもちゃをつくる腕の高い工房です。

こんなふうに、バームクーヘンのような丸い木から、たくさんの動物の形ができます。

この工法は、鉱山から木工芸にうつる期間、

ガラス細工の工房もあったザイフェンで、ガラス細工の工法をもとに生まれたものだそうです。

E_seiffenwerner.jpg

撮影:MOMO社長

<プチ情報>

右上の写真にちらりと黄緑ベースの紙袋が見えると思います。

これ、MOMOで使っているドイツ・ディゼーニョ社の紙袋。

実は以前ブログでご紹介したこともある「classic」というデザインは、

このザイフェン・おもちゃの村をテーマに作られたものだったことが今回わかりました。

 

sankaku.jpg【ブログ】“おもちゃ屋さんから生まれた”ラッピングペーパー

“おもちゃの村から生まれた”デザインだったのですね。

■フス(エルツ山地)

MOMOでも人気の虫除けのお香を作っている「フス社」もエルツ山地の工房です。

煙出し人形には三角形のお香は欠かせないアイテムですよね。

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ミュラー社のものではないザイフェンの工房生まれのくるみ割り人形・煙出し人形、ピラミッドも集めてみました。

工房ごとに個性があるということがよくわかります。

■他のザイフェンの工房のくるみ割り人形

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■ミュラーとその他の工房の煙出し人形

2014momomuller_panf_28.jpg

手前の右から2つがミュラー社のもの。

ミュラーの煙出し人形やくるみ割り人形はぷっくりとしたおなかが特徴です。

左手前はフス社のストーブ型のお香立て、本物みたいでかっこいいお香立てもフス社の得意分野です。

■リチャード・グレーサー工房(ザイフェン)

ミュラー社のピラミッドやアーチはナチュラルな木目を活かしたものがほとんどですが、

たくさんの工房があるザイフェン、もちろんこんなかわいらしい色合いやモチーフのピラミッドもあります。

お菓子作りをする天使がかわいい、同じザイフェンのリチャード・グレーサー工房のものです。

羽根にまで金色の星が描かれていたり、工房ごとに個性が様々なのがよくわかります。

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reddot10p.jpg☆ピラミッドにろうそくを灯してみましょう。

 

展示エリアはここでおしまい!

最後に、今までじっと見るだけだったピラミッドに、火を灯して実際の動きを見て体験してもらうことができるコーナーがあります。

candle_pyramid1.jpg

ここにあるピラミッドはMOMOに15年以上前にやってきたミュラーのピラミッドです。

今まで新品のピラミッドやアーチを見てきたので、ずいぶん色が違うように感じると思います。

15年の年月を感じる自然の木の色の変化や、ろうそくが灯ったときの灯りの美しさぜひ体験してみてください。

stardot.jpg「ナイトミュージアム」をやってます。

 

今回の『ミュラー展』、電飾があまりにきれいなので、

夜20:30まで店内の照明をもっと落として「ナイトミュージアム」をやっています。

その様子をカレー屋さんのポンカレーわかさんが動画で撮影してくれました。

この動画を見れば、むしろ、この解説を読むよりも『ミュラー展』の雰囲気が伝わるかも?!

ぜひ展示解説の〆にこちらのMovieをご覧ください。

 

 

『ミュラー展』も残りわずかな日数になってきました。

ぜひぜひ足を運んでみてください。お待ちしています。

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2014momomuller_02.jpg
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リサーチ・展示解説・写真:茂木成美(MOMO制作)

 


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