2013-07-19

アーツ前橋が『ダンスで時計プロジェクト』参加者を募集しています。

7月4日からプレオープンしている前橋の新しい美術館『アーツ前橋』。
10月のグランドオープンに向けての『ダンスで時計プロジェクト』が参加者を募集しています。

『ダンスで時計プロジェクト』をすすめているのは『off-nibroll』のお二人。
矢内原さんが群馬に来るなんてとてもとても凄いことなのですが、あまり凄さが伝わっていない感じがするので、
伝えられることはほんとうに少しですが、紹介させてください。
off-nibrollが群馬でプロジェクトするなんて本当にすごいことなんですよ!
■アーツ前橋『ダンスで時計プロジェクト』
 
アーツ前橋の開館に合わせて、ダンスで時計の映像をつくるプロジェクトです。
その「時計」はアーツ前橋が開館してからずっと展示されるそうです。
今回募集しているのはそのダンスの時計になる人を募集しています。
そう、ワークショップに参加すると、ずっと展示される作品の時計の中の人になれちゃうんです。(多分)

▷募集の条件などくわしくはアーツ前橋のWebサイトをご覧ください。
※締め切りが7月20日(土)です!気になる方はお早めにどうぞ!
 
■「時計」をつくるアーティストは『off-nibroll』
 
off-nibrollは振付家の矢内原未邦さんと映像の高橋啓祐さんのユニット。
まずはどんな作品をつくる人たちなのかを観てもらうことが早いように思います。
本当は実際の公演が良いのですが、off-nibrollは映像もとてもかっこいいです。
▽最近、渋谷のギャラリーで展示と公演をした時の映像です。

矢内原未邦さんが振り付けと言葉を、高橋啓祐さんが映像を作っています。

矢内原さんの振付けるダンスの感じはこの映像を観ていただけるとわかりやすいかもしれません。

off-nibrollは今年の六本木アートナイト2013の「出港式」でのパフォーマンスもしていました。
off-nibrollや矢内原さん、高橋さんについて詳しくはoff-nibrollのWebサイトをご覧ください。過去の作品も見れます。

■どこの場所でも関係ない、子どもだからとか関係ない、手を抜いたりしない人

 
次の映像は昨年の越後妻有トリエンナーレでのニブロールの公演の様子です。
(※ニブロールは矢内原さん、高橋さんの他に音楽や舞台美術、ダンサーさんが加わったダンスカンパニーです。)
舞台は山の中の神社。プロのダンサーさんと前半では地元の子どもたちが公演に参加していました。
後半では前半に出演していた子どもたちは参加しなかったので、最前列で子どもたちが観ています。
この映像は公式な動画ではないので、載せるべきではないとは思ったのですが、聞いてもらいたいのは子どもたちの声です。

この作品『see/saw』は越後妻有に来る前に、横浜で公演をしていました。
私は横浜も越後妻有も両方観に行きました。
その公演が越後妻有に来たとき、越後妻有バージョンになっていました。
ただ場所を変えて上演するのではなく、越後妻有の歴史や文化を取り込み、町の人々を巻き込み、作品は変化していました。
横浜と越後妻有どちらが良い、というのではなく、どちらもその場所で上演することに意味のある作品になっていました。
最前列の子どもたちは都会へ行かなければ触れることのできないクオリティのものに、
質の高いアーティストが暮らしている町に来ることで出会うことができます。
映像から聞こえる子どもたちの声は「すげー!」とか「かっこいい!」とか純粋に声をあげている。
子どもの声を聴きながら公演を観ていて私は感動しました。
きっと大人になっても忘れないと思います。いつまでもたっても覚えていると思います。
そして、(これがアートの面白いところですが)いつまでたっても「わからない」と思います。
昔すごいものを観たけど、あれはなんだったのか。周りの大人に聞いてもきっと答えは出ません。
「わからない」から「わかりたい」そうやって、いろんなことを知りたいと思ってくれるはずです。
質の高いアーティストが来ることで、自分たちの暮らしの中でもそういう体験ができる。
去年は越後妻有でした。そしてそれが今年は前橋(群馬)です。
off-nibrollのような妥協しない、わかりやすくしない、真剣なアーティストと触れることの出来る機会はとっても貴重です。
※多分、本当に何が起きてるんだか「わからない」ということが起きることがあると思います。
子ども向けワークショップだと怒る親御さんもいるそうです。
わかろうとせずに、身体の動きだけでもこんなに「語る」ことがあるんだと思いながらみてもらうのがおすすめです。
▽子ども向けワークショップのあった野毛山動物園の『ZooZooScene-ずうずうしい-』

▽横浜での『see/saw』プロモーション映像
■矢内原未邦さんは現在『前向き!タイモン』の全国ツアー中です。
 
矢内原さんは『ミクニヤナイハラプロジェクト』というプロジェクトで、演劇の戯曲も書き、演出もしています。
昨年初演のあった『前向き!タイモン』は岸田戯曲賞を受賞。
現在、再演の全国ツアー中です。
こちらもとてもおもしろいので気になる方はぜひ近くだと東京ですが足を運んでみてください。

 
■8月3日(土)にはアーツ前橋でパフォーマンスがあります。
 
そんな全国ツアーの最中にアーツ前橋の展示会場の中でパフォーマンス公演があるそうです。
(なんと高崎祭りの花火の日ですが…)
興味のある方ぜひ!
 
☆そして『ダンスで時計プロジェクト』ワークショップ参加者の募集締め切りは7月20日(土)です!
この街に暮らしながら、本物のアーティストの製作に参加できるチャンスです。
▷募集の条件などくわしくはアーツ前橋のWebサイトをご覧ください。
 
 
 
※ちなみに、これを書いている人はアーツ前橋の関係者でもoff-nibrollの関係者でもありません。ただ好きなだけです。『ダンスで時計』、楽しみです。

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